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生体水のように

インスタでフォローしている清水宏治さん @ki_ya_koji  の投稿で読んだ文章。 じわーっと印象に残り、そのことについて何度も考え(というか想い?)を巡らせた。 以下一部引用 ”熱や風のインパクトを与えることなく静かに水に移動してもらうので、出てきた水はまさに生体水。生きているように感じる。” この投稿は、低温酵素乾燥機で杉の木を乾かすときの話。 清水さんは木を加工し建築に携わる方。 (全文の載った投稿は こちら ) 私はこれを読むことで、自分が普段していることが視覚化された感じがして、 より一層はっきりと明確になった。 視覚化だけでなくて、触覚化?も。 「水」って、 視覚的にも知っているし、 触ったこともあるし、全身浸かったこともあるし、 触覚的にも質感も、知っている。 だから、清水さんが水の動きのことを書いてくれていたおかげで、 「あ~これだよね」 と思ったのだと思う。 私のしていることは、エネルギーの移動。 清水さんの文章を基本にして、言い換えるとこうなる。 ”私の思考の制限というインパクトを加えずに、そのエネルギーをそのまま曼荼羅や香りとして表現する。” 相手と対話をして、そこから感じ取ったエネルギーを、 私の手を使って曼荼羅として描くし、 私の嗅覚を使って香りとして仕立てる。 エネルギーはカタチもないし、私の目には見えない。 でも絶対にある。 そこに、私の頭で考えた「こうすべき」「このほうがいいはず」という コントロールのエネルギーをギューギュー押しつけて、 相手の純なエネルギーを「私のよかれ」に変化させようと計るとしたら、 「生体水」にはならないと思う。 対話型セッションでなく、私が一人で創作をする時も、やっていることは同じ。 エネルギーというと、いまいちイメージがつかなくても、 木の水の例えを想像すると、私はしっくり来た。 もともと、その杉の木の中に流れていた水は、 無理やり蒸発させられるのではなく、ただそのまま別の場所へ移動する。 ただ移動しただけなので、そのまま生きている感じ。 そして、木の方はスッキリ軽くなり、新たな環境に最適な状態になり、 また新たな場で生き続ける。 と、書いていると、私がしていることは、 エネルギーの移動でもあるけれど、COPYっぽさもあるような気もする。 移すだけでなく、写す、とか。 形の無いエネルギーと、...

二人展「絵ト香」9月13日-14日

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展示会をおこないます。 私は点描曼荼羅画(原画)と香りの演出をします。 友人は祗園祭をテーマとした絵画とアクセサリーを。 とても美しく、静けさを感じられる空間です。 二人展「絵ト香」 感性という光が照らすエレガンスの輪郭 アートとあなたの対話 ようこそ、静と涼の空間へ 2025年9月13日(土)14日(日) 11時~17時  日曜は16時まで ギャラリーRound Table 静岡県浜松市中央区半田山3-47-6 アーティスト二名による絵画、香り、装身具を展示販売いたします。 京都の氷菓子と共に抹茶を御用意しております。 すべての感覚を開き、熱から解放されるような時を 満喫いただけたら幸いです。 ※お茶セットは椅子席にて千円現金払いにて ※駐車場は店舗前と敷地外(スタッフがご案内します) ~ARTISTS~ 北村 梢 京都市出身、浜松市にて活動中。祇園祭をテーマとし、水彩、アクリル絵の具を用いて表現。鉾の持つ独自性や神秘的な側面にフォーカスした絵画。 @cozart_japan cozmic hour 北村梢によるアクセサリーブランド。コンテンポラリー要素がありながら、伝統の技法も用いた新しい形の装身具。是非手に取ってご覧ください。 @cozmichourjapan 瀬戸 里絵 曼荼羅画家、調香師、人生デザインナビゲーター。右脳と左脳、アートとサイエンスを統合し、模様や香りを創る。個々人の日常パラダイス化のナビゲートをし、人生パラダイス化、ひいては地球パラダイス化を視野にいれ活動。 @rie.s.seto   @rieseto55   https://rtable.jimdofree.com/ ~VENUE~ ギャラリーRound table 「街が緑で呼吸する」をテーマに、建築・インテリア・外構・造園・住空間のコーディネートを提案しているランドマークプランニング株式会社が運営。ギャラリーは、深い軒のある木造平屋建築。足を踏み入れてこそ体感できる内側への広がり。住空間からの連続性を持たせた四季を感じられる中庭があり、茶室をそなえている。裏千家茶道教室、ピアノ教室やミニコンサートなども行っている。 https://landmark3473.co.jp/    https://www/roundtabl...

対話型調香セッションawai

これまでおこなっていた調香セッションをリニューアルしました。 いまのところ価格も以前のままだし、やり方が大きく変わったわけではないけれど、 私的には大きく変化した感覚を持っています。 旧『ナカソトノカオリ』は、2024年10月10日より 『 a 〇 i 』(awai)となりました。 ウェブサイトに載せている文章を抜粋します。 /////// ●香りと感情の関係   セッションで使用する香料は、植物から抽出された香気成分です。 香りを嗅ぐと、香りは電気信号に変換され脳へ届きますが、 嗅覚は他の感覚器官 (視覚・触覚・味覚・聴覚) には無い独自の特性を持っています。 嗅覚以外の器官は感覚を感じると、まずは左脳 (理性や思考を司るエリア) へ電気信号が伝わります。しかし、 香りの電気信号だけは左脳を経由せず 右脳へ直行し ます。右脳は感情や記憶や本能を司るエリアで、潜在意識に含まれます。香りを嗅ぐと、思考がアレコレと考え始めるよりも前に、潜在意識の部分への働きかけが起きるということです。   そのことを知ってか知らずか、古代から世界中の儀式の場で、 精神的な変化や場の浄化、人以外の存在との繋がり、などを目的として 植物の香りが活用されてきました。 例えば寺院で線香が使われるように ” 香りのない宗教は存在しない ” とも言われます。 (唯一、神道では表向きは香りを使用しないようです)   私たちが言葉を発したり行動をするとき、出発点となるものは感情です。 ささやかな揺らぎの感情から爆発的なものまで、感情が スイッチとなり言動活動に結びつきます。 その感情の部分に働きかけるものが、先に記した通り香りです。   目に見えない感情、そこに影響を与える香り、が先にあり、 その次に、目に見える言葉や行動が生まれます。     ●あなただけの香りが持つ力   香りを創る前に、あなたとの対話の時間をもちます。 このセッションを受けるきっかけや香りの好みの傾向などを伺いますが、 私はその場で生まれる直感的な流れを大切にしているため、 質問の内容は人により千差万別です。 耳に聞こえる言葉だけでなく、ふとした表情や反応、感情の揺らぎなど、 そこにある全てのエネルギーを感じさせていただく時間です。   対話の中で私が...

「こういう自分になりたい」は本当にそうなる

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調香セッションでクライアントの香りを創るとき、まずは対話の時間を持つ。 香りを創るにあたっての、だいたいの質問事項は用意してあるが、 その時によって使う質問と使わない質問があり、 その時の話の流れや、閃きでする質問もある。 いわゆる『匂い』に関する質問もするけれど、 そうじゃない話もたくさんするので、 初めてセッションを受けてくれる人からは 「いまの話の内容で、一体どうやって香りができあがるんですか?」 と逆質問を受けることもある。 「本当は私、こういう自分になりたいんです」 という想いを伝えてくれる人も多い。 調香セッションでは、そういう自分に向かうための一つのツールとして、 植物の香りを強力なサポーターにする。 それにはちゃんと理由があって、 人の嗅覚と脳とホルモンの連携、潜在意識と顕在意識の関係、量子力学の仕組み、 そういったことで説明ができる。 因みに私は「こういう自分になりたい」という想いを聞いたとき、 100%のレベルで心から「なれますよ」と思っている。 もちろん可能性というのは無限にあるので、 どのチャンネルを選ぶかは、その人のこれからの思考と行動パターンによる。 けれども、なぜ確信をもって「なれて当然」と思うかと言うと やっぱりここにも理由がある。 脳と波動エネルギー(量子力学)の仕組みからすると、 自分とは全っっっ然別世界のものは「そうなりたい」という想像すらできないから。 例えば、ネットの中でも実世界でもいいけれど、憧れの人がいるとする。 憧れるという時点で、もうそこにはエネルギー共振が起こっている。 そもそも同じ人を知っていたとしても、憧れなんて抱かない人もいる。 「ふーん」「そういう人もいるんだな」くらいで終わるか、 もしくは視界にすら入らない。完全スルー。 (これも脳の仕組み) 「こういう自分になりたい」の ”こういう状態” を イメージできているということは、 お互いに何かしらの干渉(触れあう部分)があって、 触れているからこそ共振共鳴する。 すでにその状態は、自分の射程圏に入っているということ。 だから、 その状態を現実のものとするために、 香りだったらこう使う、 引寄せの法則だったらこう使う、 感情思考解放ヒーリングだったらこう使う、 という具合に、 自分と縁あるものをサポーターとして活用したら良いのであります。 それであとは、そのサ...

ものごとの境界線にあるもの

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 ” ものごとの境界線にあるものっていいですよね。おかずとごはんをまぜると異様においしいし。里山や海辺は表情豊かだし。昼と夜、夜と朝の境目は美しい。蟲の居所も、境界線上です。まぜごはんや海辺のような・・・そんな話を描きたいです。” 漆原友紀 著 「蟲師」3巻の裏表紙より引用 どの巻も表紙の絵の世界観や手触りがとても美しくて、じっと見ている。そこで見つけたのが上記の文章。一度サラッと読んで「ん?」と何かを感じた気がして、また読んだ。 それで思い出したことは自分のこと。 「私っていつも両方に片足つっこんでる感じだなあ」 「私って両方の世界の人たちと交流があるなあ」 「なんか橋渡し役的な位置にいるのかなあ」 というようなことを思ったのが20代前半のころだった気がする。思い出してみると、割と小学生のころから、こんな感じの状況でいることが多かったような。 で、20代のころは「どっちつかずなのかな?」「入り込めてない自分ってどうなんだろう」と、少しネガティブな方面でチラッと考えたこともあった記憶がある。でも、それはチラッと思っただけだったことも覚えている。自分のその状態で特に違和感がないことも知っていたからだと思う。 いまこれを書いていて思い出したが、以前友人がこんなことを言っていた。「私たちって、無所属、だよね」これを聞いて、ほんとそうだしそれがいい、とそのとき思った。 橋渡し的な位置にいる、という表現しか思いつかなかった20代前半のころ。いまは、無所属とか、中立とか中庸とか、そんな言葉も連想する。 で、最初に書いた蟲師の文章を読んだ数日前。”境界線にあるもの” という表現が加わった。 しかも、考えてみると私もその境界線の時間帯の空の様子や空気感が大好きだし、何かと何かを混ぜ合わて生まれる何かが大好き。思えば調香の仕事もそうだわ。 境界線にあるものの、あの何とも言えない、ゆらぎ、ゆらめき、美しさ。 それが大好き。 ということで、私自身も昔からのその自然な状態でいいんだった、と確認した感じだった。 漆原友紀さん、ありがとう。漫画を買ってくれた夫、ありがとう。アマゾンプライムのアニメで見ていた後に、夫が漫画を買って今読み進めているところ。実は夫は昔、漫画を持っていた時期があったが売ってしまい、今回私がアニメを見てはまっていたので、また買い戻す形で買ってくれた。ありがとう。...

香りは装身具にもなり戦略的にも使える

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下部の ”なぜ香りなのか?” は、先日、私のホームページの調香セッションのページに補足で追記した内容。 この投稿の前いくつかにわたって書いた脳とか感情などについての 投稿にも関係しているので、 両方読んだ方はつながりが感じられると思います。 潜在意識、思考、感情、メンタルなどに、とてもとても関りがあるのです。 ーーーーー なぜ香りなのか? 味覚、触覚、聴覚、視覚、嗅覚。このなかで嗅覚はとてもユニークな動きをします。 嗅覚以外の感覚は、それを感じると、 まずは理性・思考・分析・言語などを司る左脳へ信号が伝わります。 しかし嗅覚だけは左脳を通らず、 本能・感情・記憶・閃きなどの右脳エリアへ電気信号が直行します。 思考でアレコレ考え始める前に、潜在意識や本当の自分へ香りの信号が届くということです。 このページの上の方に「香りでできることの例」を載せていますが、マインドセットも気持ちの切替も自分軸の強化も、こういった理由の元、香りのサポートによって深い部分でそれができるわけです。 アレコレ考えず頑張らずシンプルに、ただ単に香りを嗅ぐだけでそうなる。 体の仕組みにのっかるだけなのでとても楽で簡単です。 しかもその香りは植物の香りで、しかも自分用に調合された香りであったら、 より一層「自分に届く」そして「自分と響き合う」と、私は感じています。 ※植物の香りが良くて化学合成の香りは悪い、とは一概には言えません。 使い方や使う量、個人差など様々なことのバランスで、危険性や合う合わないが変化します。 ーーーーー 服、靴、鞄、ジュエリー、お化粧、などと同等の感覚で、装身具のひとつとして香りを使うもよし。または上記の仕組みから、自分の脳に対して意図的、戦略的に香りを使うもよし。 どちらにしても、気分を変えてくれるもの、であることは間違いありません。

最近のお知らせアレコレ

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しばらく間があきましたが元気です。 最近のお知らせをまとめます。 ◎ボディ―ヒーリングのモニター募集します  新しく習得した技術です。エネルギーワークなので遠隔で行います。  医療行為に代わるものではありません。  体にある不要なエネルギーを取り去り、その人のエネルギー全体を上げていく(本来の状態へ戻していく)ことが目的です。  女性の場合は、子宮に特化して行うこともできます。  自分の練習のためと、様々なパターンを知りたいので、モニター募集します。  私の気が済むまでは無料です。その後は有料モニターか、モニター終了か、その時になったら決めます。  きちんとフィードバックをくださる方にお願いしたいです。  ご興味ある方、ご連絡お待ちしています。 ◎五元素の転写ミストを販売します  日本で生きている人ならば、誰でもが食べている農作物の育っている場所のエネルギーを水に転写しました。  北海道のある地域の自然農法数十年の場所です。年中、風が強く吹き抜け、冬は雪ですべてが埋まりリセットされる場所。  その農作物の育つ過程のエネルギーを私が感じ取り、それに合う精油のエネルギーと融合させ、香りをつけました。  とてもパワフルなエナジーミストが2種類できあがりました。 ◎点描曼荼羅画の展示販売をします  陶芸家の長谷川文陽氏の作陶展にて、私の曼荼羅画も展示販売させていただきます。  6月3日~11日  10時~17時 (最終日は16時まで、5日は休業日)  サーラプラザ佐鳴台  静岡県浜松市中区佐鳴台1-11-5 ◎点描曼荼羅画のワークショップと展示販売をします  全国各地の作家、アーティスト、暮らしの手仕事を営む人々が集う ”Tabibito Art &Craft 2023” に参加します。  6月3日~11日 11時~18時 (5日6日は休業日)  ushimado TEPEMOK ウシマドテレモーク   岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4448    私のワークショップは 7日16時~17時半、8日13時~14時半  おひとり3000円 予約制  宇宙の幾何学模様の作品を生み出すワークショップです。  その日その時その場所その自分、だからこその作品ができあがります。 ◎マインドフルネスチャイとアクセスバーズのコラボ企画をします  アク...

わたしの人生で100%決まっていること

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 今日は新月。新月は願い事ノートを書く日としている。 「今日は願い事を書く日だな~」とか思っていたら、こんなことを思いました。 以下は今日のインスタグラム投稿にも書いたものです。 ・・・ 私の人生で 100% 決まっていることは、ただ1つのことのみ。「いつか死ぬ」ということ。 そのいつかが世に言われる『平均寿命の頃』だとは限らない。 これを投稿する前かもしれないし、明後日かもしれない。 私は割と子どもの頃から、こんなふうな事を考えていたと思う。 病気だったわけでもなく、高齢だったわけでもないのに、ある日突然死ぬ、遺体が無く顔を見たのは生きていた時が最後 そういう経験を子どもの頃にしていたり、その後も、似たような経験をした人が身近に何人かいた。 この経験のおかげで、なんとなくいつも「死とか終わり」を意識していることができている。 いつも考えているわけではなくて、信念の1つになっているみたいな感じだと思う。 そんな風なことが、信念というか軸の1つにあって、 そのおかげで云々 … と話しが続いていくわけであります。 今日は新月だな〜 願いごとノートの日だな〜 最近またあることについて気持ちが盛り上がってきているな〜 やっぱり私はそれがしたいんだな〜 とか思っていたら、このような投稿になりました。 🌝 セルフヒーリング講座の受講生のみなさん、新月エネルギーを活用して願いごとリスト更新してくださいね、その時の重要キーポイントも忘れずに。私も書きます 💫 ・・・ インスタには書いていないけれど、追加でここに書きますが、 上の経験にある『突然死ぬ』という人たちには共通点があります。 亡くなった人の共通点ではなくて、残された側の共通点は全員女性。亡くなった人たちは彼女たちの夫だった人々です。 みんな割と若い年齢の時にパートナーを亡くした。 なぜか私は子供の頃から、そういう女性たちが身近に何人かいました。 身近だったので、その女性たちの生き方を見て感じて知るという経験もしました。 久しぶりにこのことに意識を向けました。 死の方面に意識を向けたのではなく、自分がどう生きるか、の方向に意識を向けました。 やりたいことをやろう、行きたいところへいこう、会いたい人に会おう、 自分の時間を何に使うか、自分で決めよう。 したい体験をしよう!

乾いた森に静かな雨が降った日(屋久島)

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2022年3月26日(土)に、私の調香部門の新しいラインを発表しました。 ブレンド精油シリーズ 『 Link to_  』。 私の記憶の中にある、ある風景や情景を、香りの中に納めました。 地中から地表、周囲の空気、天の様子、すべてを含めています。 その時へ、空間ごとリンクするような香り。 その時と今の、境目が薄くなるような香り。 あなたの空間で香りを開き、時を楽しむ。 そんなシリーズです。 香料はすべて天然香料である精油を使っています。 第一作目は、ある日の屋久島。 乾いた森に静かな雨が降ったあの日のこと。 ユズ、ネロリ、ナツメグ、ホーウッド、サイプレス、ヒノキ、サンダルウッド、ベチバー、オークモス、をブレンドしています。 ご興味ある方はこちらから詳細ご覧ください。 (オンラインショップが開きます) Ame No Mori - Yakushima 2013 May - このシリーズでは、私の訪れた地球の様々な場所を香りで表現していきます。 お楽しみに!  

芳香は方向

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漢字にすると違う意味を持つものになるけれど、音(読み方)としては同じ言葉。 日本語はそういった単語が多くありますよね。 芳香と方向。 これは 神王TV を見ていたときに出てきたものでした。 (神王TVは様々なジャンルのテーマを扱っていて、豆知識的なものや潜在意識系のものが好き) 香りのない宗教は無い、といわれるように、香りと宗教的世界観みたいなものは密接にかかわりがあります。 日本なら、お墓や仏壇のお線香は良く見かける風景。 ピラミッドの時代でも香りは儀式に使われていたようです。木の樹脂を燃やす。使われていたのは、フランキンセンスやミルラの樹脂。 アメリカ大陸の原住民の方々は、ジュニパーの枝を燃やしていた、とか。 他にも様々な植物を様々な人々が儀式的に使っていた(いる)のです。 共通しているのは、なにかを燃やして煙を出していること。 その煙が、神様的な存在との繋がりをつくってくれたり、魔除けや浄化、意識の変化をさせてくれる。そう信じているから大切な儀式に使っているわけです。 その煙が、どこかへ連れて行ってくれる、どこかやなにかと繋がる、方向を示してくれる。 何かが燃えて出る煙というのは、必ず香りがあります。煙=香りです。 香りによって方向が示される、なにかと繋がる。芳香と方向、芳香は方向。 自分の中の奥深い意識、潜在意識の方向性を香りで導いたり、意識を瞑想状態に導いたり、 植物の香りというのはそういったことができる力を持っていると私も実感しています。 何かの香りを嗅いで気分転換、というのもその一種ですね。 セルフイメージを高める、自己肯定感を強める、そんなことのサポートも植物の香りでできると思っています。 私が調香で使うのも全て植物香料、精油です。液体になってもまだ生きていると感じている。 植物は地球における脇役のように(風景の一部、みたいな)思われがちだし、私もついそう思ってしまうこともあるけれど、ものすごい力を持つ生命体。 他の生命体に比べて動きがものすごー----くゆっくりだったり、いわゆる顔がないし、身体の構造が違うので、モノ、みたいに感じられてしまうのだと思います。 樹脂を燃やして出た美しい煙のアート

オーダーメイド調香感想「全体的に ”自分と向き合う” という時間を知ることができました」

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 頂いたご感想です。 ・・・ 事前のインタビューでは、自分の知らない自分の内面に向き合える時間でした。 私的には鳥肌ものの内容もあり、潜在意識を知ることができた感じでした。ただ好きな香りではなく、好む理由や今の自分が求めている物、タイミング、もあると思う。 インタビューの時間だけでも癒され浄化された時間でした。 オーダーしたものがどんなものになっているのかの期待感もありましたが、自分のことを考えて作ってくれた『作品』なので、とてもワクワクして受取しました。結果とても好きな香りで期待以上の出来上がりで感動しました。 毎晩の呼吸を整える時間に使っていますが、不思議と毎日香ってくるものが違って面白いです。 全体的に、自分と向き合う、という時間を知ることができたと思います。きっとこれは、必要な方に必要なタイミングで巡っていくものだと思います。 ・・・ アンビエントミストタイプをオーダーいただいた方より。 ありがとうございます(*^-^*) 伺ったお話の内容や、その時わたしが感じたエネルギー。 それらを植物たちの生き方を融合させ、アロマの知識も総動員し、リーディングもしながら、精油を選び調香していきます。 あなたに寄り添う香り、つくります オーダーメイド調香セッション ”ナカソトノカオリ”  Arezzoのあるお宅での5月の朝

オーダーメイド調香感想 「誰に調合してもらうのか」

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 頂いたご感想です。 ・・・ 誰に調合してもらうのか。 自分のイメージや想いをりえさんに話し、それを汲み取り、リーディングをしながら選んでくれたオイルと香り。 今の自分だけのための香り。 りえさんだからオーダーした気持ちが一番です。長い付き合いではないのに、りえさんからはセンスや素敵な人柄、信頼とパワーを感じます。 今の自分に必要な、心地よい好きな香りになっていたし、使ったオイルからのメッセージには涙が出そうになりました。 市販の香水とは全く違う香水だと感じています。 次はスプレーやスティックタイプのものも欲しいと思っています。 ・・・ 香水タイプをオーダー頂いた方より。 ありがとうございます(*^-^*) インタビューで伺うお話の内容や、その時わたしが感じたエネルギー。 それらを、植物たちの生き方を融合させ、アロマの知識を総動員し、リーディングをし、 精油を選び調香していきます。 あなたに寄り添う香り、つくります オーダーメイド調香 ”ナカソトノカオリ” Rho Fiera,Milano ある冬の夕方、仕事帰りの夫と待合せ中の風景

台湾珈琲と台湾映画の会

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初めてイベントに出店します。台湾珈琲と台湾映画の会。 喫茶店の店内で行われるこの会、出店者はお庭で出店します。 出店は 『アジアを表現できるもの』 というテーマだったので、私はこのイベントのために アジアの香りをつくりました。 その香りを使ったワークショップをします。 私のつくった2種類の香りからお好きな方を選んでいただき、 ライトに香るオーデコロン 又は 空気のようなミスト、 どちらかを作っていただけるワークショップ。所要時間5分、おひとつ1000円。 私の使う香りは全て植物エキスです。(合成香料は幼児のころから苦手なのです) アジアの香り。 それは、アジア地域の植物から採れた精油を何種類かブレンドして創った香りです。 1種類は、今回のイベントの中心人物である珈琲焙煎師 中村元治さんの   「台湾の古き良き家並みと山の景色、人々の優しい声を感じていただきながら 台湾の大地が生んだ珈琲の香りと味わいを存分に楽しんでいただける特別な機会になれば幸いです」   というメッセージを読んだとき私が感じたもの、そして、中村さんの台湾珈琲を飲んでいるときの情景、 それらからインスピレーションを受けながら創りました。 実際に当日その珈琲をいただきながら、この香りを感じ、融合したらどんな風だろうか。 楽しみです。 そのブレンドには、柚子・マンダリン・クスノキ・ヒノキ、の精油を使っています。 もう一種類の香りは、先のものとは違う顔のアジア。 私個人の記憶の中にあるアジアを元に創香しました。 近代ビルの立ち並ぶ都市部、夜に灯るたくさんの屋台のあかり、人々、スクーター、湿度、刺激、熱、カオス こんな感じのキーワードから。 今回のイベントは台湾政府主導のイベントだそうです。 台湾の13の珈琲農園の生豆を日本へ運び、日本全国40店のロースターが協賛し、 その珈琲を提供し、台湾映画 ”初めての珈琲” を観る。 長野県唯一の協賛ロースターが焙煎所Nakaji(軽井沢)の焙煎師 中村さんです。 その彼が珈琲豆を持って、静岡県の喫茶店に来られ、会が催される、というもの。 私は台湾珈琲事情をまったく知らなかったので、 台湾の珈琲農園の様子を少しでも知るために、何本か動画を見たりもしました。 私が見た動画は、阿里山という地域の農園のものだったのですが、 いずれの動画でも 印象に残っている話はこち...