投稿

8月, 2020の投稿を表示しています

匂い追跡

イメージ
ある日のカフェにて。 そのカフェは、フレンチプレスを使ったコーヒーを出してくれるお店。 抽出に4分待っている時の香り、カップに注いだ時の香り。 途中で入店して来られた女性客から飛んできた香水の香り。(強めでした・・・) イベントスペースで行われていたアロマセッションの精油の香り。 精油瓶の蓋を開けたな~というのが見えて、少し時間差で、空気の中に流れてくる精油の香りをクンクンと探す。 さまざまな香りのする空気の中で、私の鼻の前を通る香りを追ってゆく。 そんなカフェ時間でした。 写真は年末に訪れたネパールでの朝食。この時もいろんな匂いがしたのです。 これを見ると思い出すのは、パンに添えられたバターを見たフランス人旅行者が 「おー僕はこれをずっと求めていた!!!!!」と盛り上がっていたこと。 バターの国だもんね。  

わたしの自由時間 in 人生

イメージ
人生を80年としたとき、自分の自由になる時間がその中のどれくらいあるのか?米国のある調査ではこのような時間割だったということを知りました。  睡眠に使う時間 約28年  仕事に使う時間 約10年半  インターネット、SNS、TVなどを見ている時間 約9年  通勤通学に使う時間 約1年4カ月 ここまでを足し算すると、48年9カ月。 家事・食事・入浴・身支度・子育て等、多くの人にとって必須の時間をここに足して、人生80年から引くと、  残りは 約9年 この残りが何かというと、 ”純粋に自分の自由に使える時間”  だそうです。それが9年。 日本では残業や休日出勤など、まだまだ多くの人が普通にしていることだと思うので、仕事に使う時間はおそらくもっと増える。 それに、日本の学校は親に参加させる行事が多い(学校が休みの日なのに部活があって試合があってその送迎をしたり他にも色々ありますよね)ので、子どもさんのいる方は必須時間の割合ももっと多いはず。 すると、残った9年という時間はどんどん少なくなってゆく。それに、体調が悪くて寝込んだり入院などしたら、またここから時間が減ってゆくのです。 人生で睡眠に使う時間は長いから寝具は心地よいものを、というようなことは知っていましたが、その他の時間の割合に関しては知りませんでした。 まさに時は金なり。(ちょっと違うかな?) 自分の命の時間をどんなことに使うのか、どんな気分で過ごすのか、だれと過ごすのか、どんな経験をしたいのか、今まで以上に気にしたいです。 約9年と言われる自由になる時間、これをどんどん増やしていきたいなと思いました。何に関しても、選ぶことのできる自由を持っている人になりたい。 そのために何ができるかなー?? この時間割の話は、わたしの好きなYouTubeチャンネル 神王TVのこちら  で知りました。 昨日あるカフェでパッと開いた本のページ

旅に行きたい?

イメージ
わたしは昔から旅が好きです。 見たことのない風景を見たり、その土地独特の空気感を全身で感じたり、異文化を知ったり、知らないものを知ることが楽しい。自然の中を歩き回ったり、泳いだり、食事の支度を気にせず、ただただゆっくりするのも良い。 最近のわたし、旅に行きたいと思ってる?? と自問すると、答えは NO です。 細かく言うと、行きたいところはあるけれど、多分なにか足りないものを心に感じながら行くことになって、100%行きたいかというとそうではない。その程度の気分のものにお金を使うならば、別のことに、とも思う。 わたしが一番行きたい場所、したいこと、それは 自宅に帰ること。 自分のベッドで寝て起きて、気候に合った洋服をタンスから選んで、自分の調理器具でお料理をして、自分の食器で食事をして、自分の快適な生活に必要なものは何でも揃っていて、窓の外にはいつもの風景が広がっていて エトセトラエトセトラ、、、 ”自宅”という場所での生活ができていてこそ、旅をしたいし楽しめる、それが私なのかな~と今回思っています。 2月後半~3月前半、ミラノの自宅に居た時のこと。 国のルールとして「必要不可欠な買い物や通院をのぞく外出は禁止」という状況のとき、わたしは全く不便は感じていなくていつもと同じ生活をおくっていました。 そもそも家に籠って作業していることが多い生活だったので、そこは別に変わらない。食材の買い物も行けるし、買い物の往復路が私にとっての散歩で、それもいつもと同じ。しいて言えば、ふらりとカフェに寄ったり、友達と会ったりができないことが、いつもと違うかなという程度(自分のこと以外では色々あります)。日本に帰り始めた人たちが増えてはいたけれど、私は帰る気も必要性も全く感じていませんでした。 他の国々でも外出禁止令ができ始めた頃、インターネットで見かけたStay Homeの風景で、Stay Homeできる快適な家があるって、なんて恵まれているのだろうか、と思ったことがあります。キッチンがあって食事する場所があってシャワーがあってベッドがあって窓があって。 家があったとしても、寝るスペースがあるだけで、眠るとき以外は外に出ていた方が快適、という人々も多くいることを知りました。でも家の外に出ることは禁止されている。手のひらくらいの大きさの窓があるだけの空間で、何時間も何日も何週間も過ごすの