ピンクのバナナは想像しないで!
ピンク色のバナナは想像しないで!
と言われたら、瞬間的に頭の中に浮かぶのは?
私はピンク色のバナナが浮かんじゃう。
これ系統の話、聞いたことのある人も多いかもしれない。
ピンク色のバナナ想像しないで!と言われても、
脳の仕組上、誰でもが、
ピンク色のバナナを頭に思い浮かべちゃう、のが普通。
あ、でも、バナナという物自体を知らなくて見たこともない人は
思い浮かべることはできないけれど。
人の意識の中の95~97%を占めると言われている潜在意識(無意識の領域)は、
その量もあって、私たちの思考・感情・言動に及ぼす影響は多大。
だって意識の殆どを占めているわけだから。
で、
潜在意識は肯定文と否定文を区別しない。
なぜかというと潜在意識は言葉ではなく、
イメージで受け取る機能を持ったモノだから。
ピンク色のバナナを想像しないでください
という否定系の文章であっても、
ピンク色のバナナが出てきてしまうのはそういうわけです。
なので、なにかの願いごとをする時や、望む状態があった時、
その望みの状態を本当に叶えたいのであれば、
もしくは、絶対にそうなってほしくないことがあるのであれば、
言葉の使い方を工夫したらいいと思う。
例えば日常の中でのこんなこと。
「転ばないようにね」= 転ぶイメージが潜在意識へ伝わっている
「焦らないでね」 = 焦っているイメージが潜在意識へ
「太りませんように」 = 太っていくイメージ
「怒られませんように」 = 怒られるイメージ
「雨が降りませんように」 = 雨が降って残念がっているイメージ
「戦争は反対です」 = 戦って大変な世になっているイメージ
ここに書いた『イメージの方』が、潜在意識へ伝わり、
そして潜在意識の次の仕事が始まる。
次の仕事とは、まるでパズルのピース集め。
そのイメージの現実化(=パズルの完成図)を目指して、
必要なピースをどんどん集め、
出来事として起こしていく、情報を見せたり、聞かせたりしていく。
心の状態もそれに近づけるため、記憶を思い出させたり、
思考させたり、ホルモンの分泌状態すら変えていく。
「太りませんように」と願う = 太っていくイメージ
=潜在意識「太るんですね。了解。そうなるために必要なものをどんどん集めますね」
=やたらに甘いものが食べたくなる、炭水化物ばかり思いつく、やけにお腹が減る、いつもよりも人から食べ物のプレゼントをもらう
というような感情や思考や行動、そして周囲の状況環境、など、
あらゆる手をつくして「太っていくイメージ」に近づける努力をする。
それが潜在意識の機能。
ここまでするの潜在意識!
でも別に人類の少数の人だけがその機能を持っているわけではなくて
全員もれなく持っている機能なので、こわくない。
こわくない、というよりも、そういう機能があるんだ、と知っておけば、
対策ができる。
心の中でつぶやく時、誰かへ向けて声をかける時、ネット上で発信する時、
都度、言葉を工夫したらいいだけ。
最初はちょっと時間をかけて言い方を考えないと、
パッとは文章にならないかもしれないが、
慣れてくるとパッとできるようになるし、
そんなに意識しなくてもパッと口から出るようになる。
私もできる時とできない時があり、
口から出た後、又は考えた後に
「あ!言い方(思い方)まちがえた」と気づく時がある。
気づいたらこっちのもんで「いまの無し、キャンセル」と言って、
新たに肯定系の言い方で言い直している。
太りませんように、じゃなくて、
本当に太るのが嫌なのであれば、
「いまの体型を維持できる私でいる」とか
「私はいつも自分の体型に満足できている」とかの言葉にする。
転ばないようにね!じゃなくて、
「安全運転でね~」とか
「サササーっと走っていってね」とか。
「体系を維持できる私でいる」みたいな断定した言葉だとしっくりこない人は
例えば
「体系を維持できる私だったとしたらどうだろう?」みたいに、
もしも〇〇だったら、、、?を匂わせる形にしてみてもいいかも。
肯定系で、そして、
その言葉のまま想像してみて違和感のないイメージのものを。
人に対して声をかけるときは特に、
良かれと思って言ったけど実は呪いのイメージだった
みたいになったら嫌なので、
創意工夫!
私が情熱をもってしていること('ω')ノ
∞自分で自分の人生をデザインするスクール
∞問題を問題でなくする個人セッション
∞感情と行動のスイッチになるあなたの香りを創る個人セッション
∞直感力と多角的視点を育てる脳トレアート