余白
「世の中にはわかんないことたくさんあるからねえ」
私の頭の上あたりで先生が言ったその言葉を聞いて、
ああ私は先生のこの在り方が好きなんだな
とわかった。
わかんないことがたくさんある世の中に生きている
と思っているということは、なんかそこに、
余白というか、可能性というか、何かの余地みたいなものを残している
ということの気がする。
それがその人の柔軟な姿勢だったり、振れ幅だったり、受け入れる器だったりに関係するのかもしれない。
一年以上ぶりの久しぶりにカイロプラクティックにメンテナンスへ行き、思ったこと。
久しぶりの先生は、年齢のこともあって体は一回り小さくなった気がしたけれど、
柔らかな穏やかな物腰と、深い知性は、変わっていなかったと思う。
先生とは趣味の話などは今までしたことがなかったが、この日は写真の話などもして楽しかった。