西方面への/からの引き力

私が曼荼羅を出展していたArt&Graphic Exhibition。

そこで起きた自分的におもしろかった事について(Artとは関係ない話題)。


作品を出展しませんか、というお話は東京の日本橋にあるギャラリーからのものだった。

「東京かあ」と思っていた。

別に残念に思っていたのではなくて、私はあまり東京という場所に縁があったことがないので

珍しいなという感覚だった。

東京に縁がない、というよりも、日本だったら西方面に縁があることが凄く多かった。

場所との縁も、人との縁も。


ギャラリーでの展示を受けることに決めたのだけれど、

最初に提案された日程は、私が返事をした時点ですでに定員に達していて、

(ギャラリーでは月に2回程、入れ替えで展示をしているらしい)

別の日程を改めて提案され、そこに決まった。

それが私が展示した7月末の日程だった。


この展示は作家4名によるグループ展。

事前に他の作家の名前は知らされていたけれど、私は事前に調査?などはしなかったので

どんな作品なのかは、実際に展示を見に行ったときに知った。

ギャラリーは箱型のWhite Cubeと呼ばれる空間で、

四面の壁それぞれ一面が、一作家の展示、というふうになっていた。

私の曼荼羅と向き合う壁には、私と同じ名前のRIEさんの作品。

しかもそれは点描画。私とは表現も画材も違うけれど、技法としては点描。


この日、キュレーターの方と直接お話をして知ったのだけれど、

偶然この日程に集まった四人、だそう。

(因みに、それぞれの作家を広大なネットの中から探す時は、

機械的に、作業的に、とりあえず一斉検索、返事来たらラッキー、

みたいなふうにはやっていないことも分かった。しっかりそれぞれの人のことを調べてくださっていた


で、キュレーターとお話していたときに、たまたま地域の話になり、

「この方は大阪、この方は京都、あ、この方も京都ですね」

と、私以外の作家の拠点を知らされて笑った。


「なんだ、東京と思ってたけれど、中身はやっぱり西方面じゃん」

と思った。


そして後日、インスタアカウントのある作家の方々へ挨拶のdmをした際に

またおもしろいことがあった。

ある人が現在住んでいるエリアが、私が学生時代の二年間を過ごした街だった。

超ローカルな駅名や場所の名前などが共通話題であがった。


西方面に縁がある

そう思っているから、余計にどんどん西方面の縁がつながっていく。

物理学的にいったら全部自分でつくっている縁、なわけだけれど、

やっぱりおもしろいなあと思う。


むかし友達から言われた言葉を思い出した

「りえさんて鳥が好きじゃん、だから西なんじゃない?」


宇宙会議、宇宙、点描画、マンダラ、曼荼羅、瀬戸里絵、幾何学模様、図形、対称性、シンメトリー





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