ネットワークビジネス

私はネットワークビジネス(MLM)という仕組みに対しての悪い印象は持っていない。

むしろ、

ネットワーク系の製品は質の高いものが流通していることが多い、

という印象を持っている。

私自身もネットワークの会社の製品をいくつか愛用しているし、

なかには20年くらい愛用しているものもある。


私と同じようなタイプの人もたくさんいると思うし、

ネットワークと聞いた瞬間に壁をつくるタイプの人もたくさんいるように思う。

壁を作る系の人の中には、ネットワークビジネスとねずみ講と悪徳商法などを

頭のなかでごちゃまぜにしているタイプもいるように思う。


そういう私でもネットワークなら何でも良いとは全く思っていない。

ゼロか100か、白か黒か、ではなく、様々な側面があるから。

その会社の質(理念、仕組みなど)、製品の質、

その製品を仕事として広めている人の質、

などによって、印象は大きく変わるし、使いたいかどうかも変わるし、

長く愛用するかどうかも変わる。

いくら質が良くても、その時の自分に合うかどうか、欲しいと思うかどうか、は、

また別の話だし。


ネットワークの製品は口コミで伝わって広がっていくものなので、

たまたま自分が触れ合った人によって、大きく印象が変わると思う。

私と縁があったものは、変な人はいなかったし、

買い込みをしなくちゃいけないような仕組みの会社もなかった。

(買い込みしている人は見たことがある。家の中がすごいことになっていてびっくりした。私は関わったことのない会社。)


例えば、自動車。

運転する人の質によっては殺人を起こすことも、物損を起こすことも可能。

自動車自体の質によっては、運転手の腕がよくても問題が起こる。

自動車メーカーの質によっては、コストを優先するあまり安全性に疑問が残ったり、

勤務環境が劣悪であったりする。

自動車=殺人兵器

にもなりえるし、

自動車=徒歩ではいけないいろんなところへ連れて行ってくれる有難い存在

にもなりえる。

ネットワークビジネスだって同じ話。

使い方次第、選び方次第、人次第。


なぜこのブログを書くことになったかというと、以下。


ある製品を一緒に伝える人を探しているから話を聞いて欲しい、とインスタdmが届いた。

知らない人だったが、きちんと自己紹介があったことと、なぜ私になのか、

自分はなぜそれをしているのか、などを読み、話を聞いてみる気になった。

製品のことは詳しく書いてなかったが、多分ネットワークだろうなという予想はしていた。

で、実際話を聞いてみたのだけれど、30分経っても

相手の口からはネットワークという単語は出てこないし、

私に何をして欲しいのかの具体的話題も出てこない。

(雑談していたわけではなく、その方の想いや経験などを聞かせてくれていました)

ので、私から聞いた。

「じゃあ結局、〇〇さんはその製品を私に試してほしくて、一緒に広めてほしくて、

ということですね?」「そしてそれはネットワークの会社ですか?」

返答のYESと共に、ネットワークというとアレルギー反応を示す人も多いから...、

という言葉も添えられていた。

そう、せっかく製品が良くても、ネットワークと聞いただけで拒否する人も多いから

言いだしにくかったり、又は、わざわざ「ネットワークなんだけど」と前置きをつけたり

するわけですね。


結局、私はその製品は今すぐに欲しくなかったのと、仕事として取り扱う気には

今のところならなかったので、「欲しくなったらdmしますね」と言って終わった。

これは相手に気を使ってとりあえずそういったのではなくて、本当にそう思ったこと。

私は私のタイミングや感覚を大切にしているから。


ちなみに私は20歳代初期のころ、

ネットワークを仕事でやってみようと動いていたことがあったけれど、

結局それをするのは違和感があって、仕事としてはやめた。

その頃の私のベストで取り組んではいたけれど、今から振り返ってみると、

人としての器の大きさや深さやしなやかさがまだまだ発展途上で、

「こうあるべき」「これが正しくて、それ以外はダメ」という制限をたっぷり抱えながら

生きていたなあと思う。

そういう状態でやっているから、なんか苦しい、という側面もあったと思う。


この頃のことに限らず、その時はその時の自分が信じていることをしていて、

その時なりの学びがあって、だからこその今の自分に繋がっている。

無駄な体験や否定する体験なんて1つもない。

今までの人生のどこかの1秒が欠けていたら、今の自分とは違う人生になっている。

今も私は発展途上です。20代のころとはステージの違う途上。

たぶん「完了」になったら、その時は死ぬときなんだと思う。

そして「もういいかな」という完了も、きっと自分で決めるんだと思う。


結局なにが言いたいかというと、

もしネットワークビジネスの製品を私に伝えたかったり、

ビジネスパートナーとしてスカウトしたかったりする人がいたら、

私には最初からはっきり明確に、オブラートに包まず伝えてくれて良いです。

話を聞きたくなれば聞くし、聞く気にならなければ聞かないし、買いたければ買うし、

仕事にしたければする。

ネットワークに限らず、何に関しても同じスタンスで~す。

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