お国事情

日本に帰国して初めての曼荼羅画講座を開催しました。

「作品ができあがってとっても嬉しかった」

「とても清々しい気分」「とても楽しかった」

等々の感想をいただきました。

そう思っていただけて、しかもそれを知らせていただけて、

私はとても嬉しいです。

嬉しさ、楽しさの循環。

ああ、嬉しいな。


ちなみに家の中がまだ片付いていないので、まずはオンラインでのスタート。

これまでは対面開催しかしていなかったので

オンラインで教えることに心配があったのですが

やってみたら、ノープロブレム!むしろオンラインがいい!

(対面希望の方もいらっしゃるので、片付いたら対面も始めます)


正確には、オンライン開催はロックダウン中のミラノで初めてしたのですが

あちらのお国は郵便事情が問題アリアリのため

講座で使う道具類を送るのに一苦労です。

市内郵送であっても、1週間で届くときもあれば、1ヶ月かかるときもあり、

なんなら永遠に届かないときもある。

郵便局の方曰く「大切なものなら自分で持っていくべきよ」とのこと。

だからといって、受取証明が発行される書留的なものにすると

郵送料がとても高くかかるのです。

ということで、心配事がいろいろとあったわけです。


それに比べて日本は、郵便事情が安心安全で、素早いですから、

参加希望の方がいらして、すぐ送って、数日後に開催、でも全然余裕です。

すばらしいことです。

このスムーズさ。

届くかどうか心配しなくてよい安心感。


どこかの国では当たり前のことが、どこかの国では奇跡に値する。

この国では常識だと言われていたことが、別の国では非常識になる。

郵便事情のことだけでなく、他にもいろいろあります。

いーーーっぱいあります。

住んでみたからこそわかることです。

在住者たちの間では #イタリアあるある と呼んでいました。

他の国も同じくいろいろあるのだと思います。


異文化体験は、苦労も涙もあるかもしれないが、

視野がひろがったり、自分の中の”ふつう”がひっくり返されたり、

興味深いこともたくさんあって、わたしは好きです。


スプーンを刺してサーブされたデザート In Milano





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