色と、何を見たいか

昨日、ずいぶんと長い夢を見て起きました。覚えている限りでは、一貫性のある夢。ひとつの物語がずっと続いていたと思います。登場人物は身近な家族で、みんなでどこかへ旅行をするようなストーリー。
夢の最後の方で出かけた先は、海。その海岸線の形を見て「今までも夢で来たことのあった場所だ~」と夢の中で思ったのですが、今回の夢ですごく印象的だったのは、海の色。
圧倒的な蒼、青、藍、碧、アオ。
起きてから、あのアオ色は一体どこで見た色だろう?と考えていて、私が実際見た海の中では2年前に訪れた紅海が一番近いのかなあ、と思っていました。
そのままそのことは忘れていたのですが、その数時間後に美術館で見た作品の中に「ん?このアオは??」という箇所がありました。
だからどうなのか分からないのですが、繋がっていてちょっと面白かったです。

この展示会は、以前からとても楽しみにしていたもので、特にある一枚の絵が絶対に見たかった。それを見ることができました。
その絵を見たかったというより、その世界を見たかった、の方が合っているかも。
絵の横には題名と説明が書かれていました。後で説明を読んでみたら、ある展覧会で受賞された絵だそうで、その批評では原爆の様子と捉えられていたのだそう。でもご本人としてはそういうつもりはなく、森羅万象の強さみたいなものを描いた。
いろいろな視点があって面白いですね、それによって本人の想定外のところで評価を得ることもあって。
人は、見たいものを見たいように見ているそうです。
因みに私は「在るけど無いような両方の狭間みたいな凄い世界だな」と思って見ていました。

私が見に行った展示会は
仲山計介展 ~エオンタ 存在するモノ達~ 
2020/5/19~6/14まで @浜松市美術館
仲山計介展 浜松市美術館

仲山計介展 浜松市美術館


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